⑫ クイズを創ってみる

まずは以下の文章を読んでみてください。自己効力感をつけるためには具体的な目標設定を創ろう。というコラムですが。

 

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目標設定がうまくいかないと、自己効率感を高めるために一番大切な成功体験が得にくく、失敗や自信喪失にもつながります。着実な成功体験につなげるには、「具体性」「現実的」の2つのコツを意識しながら目標設定する事が大切です。では、具体的に見ていきましょう!

 

1つ目は「具体的な目標設定」です!

例えば、次のような目標を立てるとどうなるでしょうか。

・運動する
・人の話をしっかり聞く
・話し上手になる

よくある目標かもしれませんが、こういった目標はとても曖昧で、何ができれば目標達成になるのかのかがわかりません。

具体的にするためには、「どういう行動をとればOK」なのかを明確にしましょう!

例えば
・運動する
→ 毎晩、腹筋・腕立てを30回ずつする
★「運動」とは何なのか、行動の内容をしっかり定義してあげましょう。

*************************考えてみましょう。

こちらの文章ですがどこに問題がありそうでしょうか。

少しだけ考えてみてください。

 

*************************川島の視点

そこまで読みにくいというわけではないですが

やや単調で面白くないかもしれません。

 

例えば、下記のように作るともう少し面白くなるかもしれません。

・具体的に立てる必然性をもう少し強調する

・クイズ形式にしてみる

 

クイズ形式にして、問いかける形も有効です。

下記の前半のブロックについて読んでみてください。

 

*************************ブラッシュアップ後

 

1つ目は「具体的な目標設定」です!まずはNG例からお伝えします。

・運動する
・人の話をしっかり聞く
・話し上手になる

この目標いったい何がいけないのでしょうか?一見悪い目標設定ではないように見えますね。しかし、もしこういった目標設定をする方はかなり注意が必要です。少し考えてみましょう。

考えてみましたか?

この目標設定の最大の落とし穴は「曖昧である」という点です。すなわち、何ができれば目標達成になるのかのかがわからないために、何を自分の自信にしていいのか、確認しようがないのです。

例えば、運動するという目標を立てたとしても、お散歩なのか、マラソンなのか、腕立て伏せなのか、明確でないために、それができたのか?できなかったのか?記録が残りません。これでは自己効力感のより所となる成果がふわふわと朧になってしまうのでなかなか自信を積み重ねていくことができないのです。

 

そこで自己効力感を高めるためには、「具体性」を大事にして、実績を積み重ねていきましょう。特に「数字」を入れることは有効です。抽象的な言葉ではなく、なるべく客観的な数字も活用しながら目標を設定しましょう。

例えば
・運動する
→ 毎晩、腹筋・腕立てを30回ずつする
★「運動」とは何なのか、行動の内容をしっかり定義してあげましょう。