⑪ 事例はテーマを強く意識する
⑪ 事例はテーマを強く意識する
今回は事例の作り方についてです。まずは以下のコラムを読んでください。ブラッシュアップ前です。
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悲しい気持ちを克服した事例
ミキさんは大切にしていたペットのチロを老衰で亡くしました。ミキさんはペットロスに陥り、なかなか悲しい気持ちから抜け出すことができませんでした。1ヶ月経った頃には、何事も前向きに取り組めなくなっていました。
①乗り越える能力・性格・特性を考える
ミキさんに「今の悲しみを乗り越えるためには、自分に何が必要だと思いますか。」
「自分にあったら良い性格はどんなものですか。…たとえば、強気、明るさ、活発さなどです。」
と声をかけました。ミキさんは、チロがいなくても「大丈夫だと思える強さ」と答えました。
②過去に活かされた特性を思い出す
さらに「今までの自分に強さを感じた経験はありませんでしたか」と聞くとミキさんは、部活で頑張ったことと答えてくれました。
③お手本になるような人を探す
「強さを持っている、ミキさんのお手本になるような人はいますか」と聞とお母さんがお手本になる!と語りました。
こうしたポジティブな発見を繰り返す会話をして行くうち、ミキさんはだんだんと「自分は大丈夫」だと思うようになりました。その後、チロを亡くした悲しみから解放されていき、元々の元気を取り戻しました。このように、ミキさんは自分の中にあるポジティブな部分を思い出して、悲しみを乗り越えていきました。
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こちらのコラムですが
どのようにブラッシュあっぷできそうでしょうか?
少し考えてみてください。
**********************川島の視点
悲しい気持ちを乗り越えるために
ペットロスを事例に使って解説をしています。
解決策が
・部活で頑張ったこと
→関連が弱い
・お母さんの事例
→根拠が薄くピンとこない
という状況です。そこで、以下のようにコラムを修正しました。
以下のコラムの該当部分を参考にしてみてください。
悲しい気持ちにはポジティブな記憶で対処!乗り越える3つのコツ③