② 新しい用語の記述について

・思いやりコラム

1回目は思いやりコラムについてのブラッシュアップです。対象コラムは下記となります。

思いやりとは?思いやりがない問題やもつ方法-心理の専門家が解説①

 

************指摘部分(まずは軽く読んでみてください)

思いやりを態度で伝える効果的な方法のひとつであるユマニチュードケアをご紹介します。ユマニチュードケアとは、相手に優しさや思いやりを伝える方法で、見る、話す、触れる、立つ、の4つを柱とするケア技術です。

ジネスト, マレスコッティ, & 本田 (2016)によると、看護師や介護士がユマニチュードケアを取り入れケアをしたところ、言葉を発することがなかった認知症患者が言葉を発するようになったなどの効果が報告されています。

 

 

→問題として一般の方が聞きなれない言葉の場合は、説明をやや厚めに記述しましょう。具体的には

・年代

・提唱者

・どのような領域で活用されているか?

・効果

この辺に軽く触れたいところです。

上記の例では、効果について触れているので、年代、提唱者、領域について加筆してみました。

 

***********************ブラッシュアップ

思いやりを態度で伝える効果的な方法のひとつであるユマニチュードケア(Humanitude)をご紹介します。ユマニチュードケアとは、フランスのイブ・ジネスト)とロゼット・マレスコッティの 2 人によって開発された、包括的コミュニケーションにもとづいたケアの技法です。

この技法は「人とは何か」「ケアをする人とは何か」を問う哲学と、それにもとづく150を超える実践技術から成り立っています(野本,2017)。

ジネスト, マレスコッティ, & 本田 (2016)によると、看護師や介護士がユマニチュードケアを取り入れケアをしたところ、言葉を発することがなかった認知症患者が言葉を発するようになったなどの効果が報告されています。

ユマニチュードケアは現在、福祉の世界を中心に活用されていて、患者さんとの暖かい関わり方として研修や実践が行われています。一般の人間関係でも活用できる部分がたくさんありますので、重要な部分を紹介させて頂きます。