③ 冒頭の入りについて テーマを強く意識する ブラッシュアップ
今回は誠実な人コラムのブラッシュアップです。
冒頭について修正を行いました。
誠実な人の特徴と不誠実な人を見分けるコツ・対応方法-臨床心理士が解説①
*****ブラッシュアップ前(まずは軽く読んでみてください)
みなさんは“誠実な人”と聞いてどんなイメージを持ちますか?
・嘘をつかない
・裏表がない
・約束を守る
などのイメージがわくと思います。
職場の悩みに関して以下のような調査結果があります。平成24年に実施された厚生労働省の「労働者健康状況調査」の中では、現在の仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを感じる事柄の内容をみると、「職場の人間関係の問題」(41.3%)が最も多い結果となっています。
(誠実な人との やや関連が薄い 川島の視点)
つまり、多くの方が職場における人間関係の悩みを抱えていることになります。良好な人間関係を築くためには、“誠実な人”を見分けていくことが暗黙の了解とされているでしょう。しかし、“誠実な人”を見分けるのはとても難しいことのようです。このコラムでは、誠実・不誠実な人の見分け方、不誠実な人への対応方法を知りたい方向けに、全5回のコラムで解説していきたいと思います。
誠実な人とは?
みなさんは“誠実な人”と聞いてどんなイメージを持ちますか?
・嘘をつかない
・裏表がない
・約束を守る
などのイメージがわくと思います。皆さんの周りにはこんな人はいるでしょうか?
では、相手が誠実な人であるかを見分けることはなぜ必要なのでしょう。良好な人間関係を築くためには、“誠実な人”を見分けていくことが暗黙の了解とされているでしょう。しかし、“誠実な人”を見分けるのはとても難しいことのようです。誠実な人が周囲にいると人間関係も良好に保つことができるのは容易に想像できると思います。
しかし、いつも周囲に誠実な人がいるとは限りませんよね。人生の中では不誠実な人に遭遇してしまうこともあります。
例えば…
〇会社の上司の対応が日によって変わる
〇お付き合いをしている相手がよく嘘をついて遊び回ってしまう
○友達が約束を守らず、ドタキャンが多い
(もう少し深刻度の高い例だと読みごたえが出る 川島の視点)
こんなことはありませんか?こういった人々とうまくやっていこうと、自分の気持ちや欲求を押し殺し、頑張って合わせ過ぎてしまう方は要注意です!心理学的にいうと、こういった方々を「過剰適応」という場合もあります。相手の期待に合わせすぎたり、相手に過剰に気を使いすぎると精神疾患のリスクが高まる可能性があります。例えば、2015年に風間氏が大学生260名を対象にした調査研究では、過剰適応と抑うつとの関連が確認されています。
このように、不誠実な人に対してうまく対処できず、過剰に適応しようとすると、かえって自身のメンタルヘルス不全に陥ってしまうことさえありうるのです。ですから、誠実な人を見極め、不誠実な人とは適度な距離を置いて関係を築くスキルが重要といえるでしょう。
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川島の視点
良かった点
誠実な人と見抜けず、ズルズルいくと過剰適応になるという視点はグットです。
改善点
・問題意識は、テーマと関連付ける
「誠実な人を見抜く」と職場の人間関係はやや因果関係が遠い。問題認識としては、誠実な人が見抜けないど、例えば・結婚で一生苦労する・チームの重荷になるなど
・先行研究に軽く触れる
また誠実さはビックファイブとして挙げられているのでその辺の心理的な背景にも触れたいところです。
・問題はやや重めに記述する
〇会社の上司の対応が日によって変わる
〇お付き合いをしている相手がよく嘘をついて遊び回ってしまう
○友達が約束を守らず、ドタキャンが多い
→改善
〇結婚したがパートナーが不誠実で浮気を繰り返す
〇得意先が不誠実でプロジェクトが行き詰まる
○友達に貸したお金が返ってこない
以下私が導入部分をブラッシュアップしたので参考にしてみてください。
ポイントは「テーマを強く意識すること」です。
誠実な人の特徴と不誠実な人を見分けるコツ・対応方法-臨床心理士が解説①